終わらないテニスに、投げ出しそうになった私の話

心のこと

ねぇ、テニスって、どこまでいっても終わらないの知ってました?

私は知らなかった。
というか、ちょっと打てるようになったら、満足できると思ってた。

でも実際は、ひとつクリアすると「次の課題はこちらです」って、
ゲームのステージみたいに次が現れる。

これ永遠に終わらんやん

正解がほしい私にとっては、これ、なかなかきつい。
がむしゃらにやって、できたかも!と思ったら、
またすぐ「でもここがまだ…」って現実を知る。

そりゃあもう、「もうやめようかな」って何度も思った。

でも私、しつこいんです。

次の日もまたコートに立ってた。
「はい、ここに立って、ここで打ってください」
コーチに言われたことを、素直にそのままやってみる。

そしてまた、感覚がすっと入る瞬間がくる。

「あ、今のちょっといいかも」って思えたときのうれしさ。

たぶん私は、“正解を求める性格”に何度も苦しめられたけど、
結局その正解を欲しがる自分に、救われてるんだと思う。

しつこくて、真面目で、空回りもするけど、
今日もまた練習してる私は、わりと好きだ。

同じように「終わらないな〜」って思ってる人がいたら、
今日も一緒に、ちょっとだけ前に進みましょう。



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