3年前から、ストロークがうまくいかない日が増えてる。
思いきり打つはずが、打つ前に迷ってしまって、ラケットが出ないこともある。
もうずっとイップスみたいにボールは荒れている。
メンタルも弱くて、「またミスしたらどうしよう」って思うと、どんどん縮こまってしまう。
今日はそんな“チキってる私”のまま、テニスコートに立った。
でも、不思議なことに、基本に戻っただけで少し安定してきた気がする。
打つ → 戻る → 力を抜いて構える → スプリットステップ → 移動
コーチに言われて、自分でひとつずつ意識した。
打つ
まず、迷わず打つこと。
たとえミスしても「打ち切る」。途中で止まらず、スパッと振り抜く。
戻る
その場に立ち止まらず、スッと戻る。
動き続ける、「止まらないこと」だけ意識。
力を抜いて構える
力まない構えって、ほんとにむずかしい。
でも、肩と足に少しだけ余裕を持たせると、不思議と視野が広がった。
スプリットステップ
膝を軽くして、体にスイッチを入れる。
移動
相手が打ったら左右、前後に移動する
足を止めない。
これができると、打つときのフォームもぐっと安定した。
当たり前のことばかりだけど、
この流れを大切にしただけで、ボールと自分がちゃんと繋がった気がした。
力んでしまう時もあるよね
もちろん、うまくいかない時もある。
イメージ通りに体が動かなくて、途中で力が入ってしまったり、構えがガチガチになったり。
でも今日は、「それでもいいよ」って自分に言えた。
少しずつでいいから、“意識して身につけていこう”って決めた日だった。
おわりに
イップスっぽくて、メンタルも弱くて、プレーがうまくいかない。
そんな自分でも、基本に戻るだけで、ほんの少し感覚が変わることがある。
今日の練習は、技術的な進歩というよりも、
「ああ、私ってこうすれば落ち着けるんだ」っていう発見があった日。
またすぐに力んじゃうかもしれない。
でもまああいいか。
今日みたいに、「今できること」に目を向ける練習を、これからも続けていこうと思う。
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