はじめに
10年近く続けたテニスを、思い切って辞めました。
週に3〜4回走り回り、家ではストレッチやランニングも欠かさず、本気で取り組んできた私にとって、テニスはただの趣味ではなく、心と体の支えそのものでした。
でも、息子の進学や将来のこと、自分の働き方を見直す中で、「今は稼ぎたい」という思いが強くなり、テニスに一区切りをつける決断をしました。
そして始まった仕事中心の生活。
あんなに元気だった体が、じわじわと鈍っていくのを感じました。滝のような汗をかいた後の爽快感、心地よい筋肉痛──それらが懐かしくてたまらなくなりました。
そんな中で出会ったのが、マシンピラティスとホットヨガ。
興味本位で体験に行ってみたら、思った以上に体も心も喜んでいて…!
今回は、テニスを卒業した私が新たに出会った運動との付き合い方、ホットヨガやピラティスの良さ、そして運動習慣の再スタートについてお話ししたいと思います。
ピラティスとホットヨガ、私のリアルな感想
マシンピラティスは「筋肉とじっくり向き合う時間」
私が選んだのは、5人までの少人数制レッスン。理由は、「しっかり筋肉にアプローチしたかったから」。
その日は4人の参加で、二の腕のストレッチや筋トレは丸い輪っか(マジックサークル)を使って「効く〜!」と内心うなりながらやっていました。
先生からの助言で、腹筋の使い方もコツが掴めて、じわじわ…とお腹に効いていく感覚。インナーマッスルがギューッと働いてくれて、レッスン後は全身スッキリ!
筋肉痛さえも心地よく感じる、そんな体験でした。
ホットヨガは「心も体も整う、ご褒美のような時間」
はじめてのホットヨガは、ウェアをレンタル。
鏡に映るピチピチのフォルムに思わず笑ってしまいました(笑)
でも中に入ると、檜の香りと暖かい床がふんわりと包み込んでくれるようで、自然とリラックス。
ポーズが進むごとに汗がじわじわ、最後は1ポーズごとに滝汗!
1時間で1リットルの水を飲み干すほど汗をかき、デトックス感が半端じゃなかったです。
最後の瞑想も、家でやるより深く入れて、終わった後の「無」の感覚がやみつきになりました。
今では、週3で通うほどお気に入りの時間になっています。
運動を通じて、自分を取り戻す
ピラティスは筋肉を鍛え、ホットヨガは心を整える。
どちらも違う良さがあって、両方通うことで、体の中から変わっていく感覚を楽しんでいます。
「楽しそうだな」の予感は、やっぱり大正解でした。
思いきって動いた自分の直感を信じて、本当によかったと確信しています。
あの時「これ、やってみたいかも」と感じた自分に、今はありがとうを伝えたいです。
これからも、自分の中の“楽しそう”を大切にしながら、
日々の選択を積み重ねていきたいと思います。
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